スウェーデンの田舎のおうちインテリア

スウェーデンの田舎のおうちインテリア

高級な家具やインテリア品をあしらっているわけではないのに、かわいくてきれい。どことなく素朴さがあって「洗練」とはまた異なる感性や味わいを持っているのがスウェーデン風だ。
 古い家の外観は写真などで目にすることはあっても、家の中まで見る機会は少ない。ドアを開けてみると、そこは思い描いていた「憧れの部屋」があった。   爽やかなカラーの家具やインテリア、そしてアンティークのものなどがとても上手にまとめられ、ほっと寛げるような素朴感が漂う。窓辺のちょっとした小さな置物や、壁に飾られた刺繍、ベッドやチェアにかけられたファブリックなど、ちょっとしたところにも、この家らしい気配りが添えられている。重苦しい色に染まる冬でも、きっと家の中は明るい空気に包まれているだろう。
 食器棚にはおばあさんが揃えたという、テーブルウェア。少し欠けたところがあり、それがこの家の「歴史」を感じさせる。毎日の暮らしを楽しく。そのための知恵や工夫が、こうしてまた、次の家族にも受け継がれていく。

インテリアのコツ。

スウェーデンハウス㈱のインテリアコーディネーター、北洋交易㈱の品田房子さんに、インテリアのコツをうかがいました。
 「これからの季節は、ラグなら足触りの良いシャリ感のあるもの、カーテンなら透け感のあるものや天然素材、最近は光の反射が映える光沢のある素材が人気です。スウェーデンでは、夏は窓辺にガラスや緑をディスプレイして、日差しの反射を上手に利用しています。色はベースとアクセントカラーの2色くらいでまとめるのがコツです」。ぜひ、参考に。
キッチンのレンジは昔のまま、薪を使うタイプのオーブンもある。
今は便利な電磁調理器もセットされている。

ブルーがアクセントカラーの明るいダイニングキッチン。
窓辺にはゼラニウムが飾られ、より華やかに。
写真左上:位壁には草花をモチーフにした淡めのペイント。燭台はスウェーデンで盛んな鉄工芸品。ハートの飾りがかわいい
写真左下:リビングルームの片隅には、オブジェのように糸巻きの道具が。大きめのニッチに本を飾っているのがポイント
写真右上:2階中央に煙突が通っていて、下で焚いた火の熱が伝わるようになっている。部屋のドアには手描きのペイント。
写真右下:本棚とその上に飾られた額、そして部屋の間の壁に設けられたニッチには瓶。いたるところに気配りされている。